子宮体がん 早期発見するために 1

健康

それってホントに更年期症状?

この記事は私の子宮体がん体験記録です。

一般に30代後半~40代前半はプレ更年期、40代半ばころ~更年期に入ると言われています。
月経周期の乱れや経血量のちょっとした変化も更年期かなと見過ごしてしまったことはありませんか?
私にそんな症状が現れた当時も「そろそろ更年期に入るのかな?」と気に留めることは
ありませんでした。しかしそこには恐ろしい子宮体がんが潜んでいたのです。

今や2人に1人が一生涯のうちにがんに罹患するといわれる時代。
でも実際に自分ががんになるなんて思っていない人が多数ではないでしょうか。
自分がなってみなけれなかなか実感はありませんががんは誰もがなり得る病気です。
小さなサインを見逃さないためにはまず検診を受けることが大切です。
そしてもしなってしまったら最善の治療を受けるためにはどんな病院を選ぶのか
を考えなければなりません。


気になる症状が現れたらためらわず体がん検診を!

私の月経不順が起きたのはたった1度だけ、翌月からはまた正常に戻ったため
3か月後市の子宮頸がん検診を受けるついでに体がん細胞診をはじめて受診したのです。

2週間後送られてきた結果には子宮体がんの項目に「要精密検査」。
すぐに近所のレディースクリニックで以下の精密検査をしました。

①経膣超音波(経膣エコー):膣内にエコーの機械を挿入し
子宮や卵巣などを超音波で観察する検査です。
②組織診検査:専用器具でがんが疑われる子宮内膜から小さな組織を
 切り取り採取して状態を調べます。
※細胞診
 細胞診は子宮内部に細いブラシ状等の専用器具等を挿入し
 内膜の組織を擦り細胞を摂取します。


エコー検査の実施で子宮内部に2cm弱のポリープか筋腫のようなものが
あったため組織検査をしてその日は終了。
後日聞きに行った結果は悪性所見を認めず良性とのことでした。

その後経過観察で計4回の組織検査を受けるもいずれも悪性所見なし
ポリープとみられるものの大きさにも変化はありません。
しかしこのクリニックで組織検査受け続けて2年が経とうと
したころ不正出血が続くようになり他院を受診。
私はそこではじめて子宮体がんと診断されたのです。

小さなサインを見逃さないためにはまず検診が必要です。
そして自分にとって最善といえる治療を受けるためにはどんな病院を
選択すればよいのかを考えなければなりません。

なぜ検査を受けていたのに2年近く発見することができなかったのでしょうか?
→つづきは【子宮体がんを早期発見するために 2 】








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